これがダイエットの全貌です
ダイエットに至る理由
ツイッターでもつぶやいた通り、年明けからダイエットしてました。
年明けの体重がだいたい80キロくらい(ちゃんと測っとけばよかった)で、今の体重が59キロ～60キロくらい。
今が6月頭なので、約5ヵ月で20キロ体重を落としたことになりますね。
ではなぜダイエットをするに至ったかその理由から話していきます。
結論から言うと「食のマンネリ化」と「健康診断での異常」、この2つです。
後者は言わなくても分かる通り、健康診断で引っかかったため「痩せなきゃな」と漠然と考えていたのが1つ。
もう1つの「食のマンネリ化」、これが個人的にでかかったかなと思います。
休みの日になったらラーメンを食べに出掛ける。先週はあそこに行ったから今週はあそこ。じゃあ次はあそこ。そのローテーションを繰り返すうちに思ったんですよ。
「あれ？なんか飽きたな」って。
デブでいるってことは食べることが大好きでないといけないんです。
それに飽きてしまったらおしまい、デブ神話崩壊です。
27年食べ続けてきたこの人生、1回食べることについて本格的に考えることにしました。
もちろん今まで何度もダイエットに挑戦してきました。ある時は三日坊主、ある時は成功してもリバウンド。
「なあ、もうそろそろいいんじゃないか？デブじゃなくても」
そう自分に問い掛けてみると、「うん、もういいよ」って内なる自分が言うんです。
ほなダイエットスタートやないかい！ってことでダイエット始まりました。
食事編
ここからは自分がしていた食事について書いていきます。
あくまで自分はこれをして痩せただけなので、違う人が同じことをしても絶対にめちゃくちゃ痩せるとは口が裂けても言えませんのであしからず。
ちなみにこれから話すことは有名なことだったり、常識的なことが多いので「そんなこと知ってるよ！」となる人も多いかもしれません。
しかしダイエットはその「皆が知ってる基本」が1番大事です。
基本を疎かにする者にダイエットの神様は微笑んでくれません。そもそもダイエットの神様なんていません。いるのは自分だけだコラァ！！！自分と向き合え！！！！！！
ダイエット時の食事として有名なのはケトジェニックダイエット(糖質制限)やローファットダイエット(脂質制限)などでしょうか。
しかし自分がしていた食事法は主に「カロリーコントロール」です。
その名の通り、1日に摂取するカロリー量の上限を決めてそれを超えないようにする。簡単に言えば大きく食事で気を付けていたことはそれだけです。
今現在でいうとだいたい1800キロカロリー～1900キロカロリーを目安に摂っています。
成人男性の平均的な摂取カロリーが2400～2600キロカロリーくらいなのでちょっと少ないくらいですかね。
その摂取カロリーさえ気を付けていれば、揚げ物でも何でも食べていい食事をしていました。(まああんまり揚げ物は食べないほうがいいけどね！)
1日の摂取カロリーを記録するためにあすけんというアプリを使っていました。食べた食品のパッケージに付いているバーコードをスキャンすることで、その食べたもののカロリーが分かる優れものです。無料なので気になったら使ってみてください。
あとはダイエットの途中から飲み物を水に変えました(1日2L)。詳しくは調べると分かるのですが、代謝を良くして老廃物を外に出してくれる役割があります。
その他細かいことはいろいろやってるのですが、大きく言うと「カロリーコントロール」、この1つに尽きます。
運動編
ここからはダイエット中の運動について話していきます。今まで失敗に終わったダイエットと違う点がここです。
今までは食事制限だけで痩せようとしたり、三日坊主で終わったりと続いてこなかった運動ですが、今回成功に至った理由はこの運動がほぼ毎日続けられたことにあると思ってます。
そもそもダイエットの基本原則として「消費カロリー＞摂取カロリー」があります。
自分が1日に摂取するカロリーより消費するカロリーを多くすることで、その差分痩せていくという至極単純な原理です。
そして「消費カロリー」とは「基礎代謝」と「それ以外(運動と食事)」に分けられます。「基礎代謝」とは１日中何もしなくても勝手に体が消費してくれるもののことで、体重などによって個人差があります。ちなみに自分は約1500キロカロリー。調べれば計算方法も出てくるので、気になる方は要チェック。
この「基礎代謝」と運動と食事(実は食事することで消費されるエネルギーもあるんだって、フシギダネ)の総合である「消費カロリー」が「摂取カロリー」を超えれば理論的には痩せていくということです。
それでは自分がやっていた運動ですが、結論から言うと「有酸素運動」、その中でも「ウォーキング」と「ランニング」です。
今考えると長時間のランニング等は筋分解を起こして筋肉が減ってしまうので、良くはなかったのかもしれないのですがまあ今は置いておきましょう。
そもそも本人がダイエットする気になっているのに横から「そのダイエット法は間違ってて～」とか講釈垂れてくるやつは全員敵です。無視しましょう。結局ダイエットとは自分と向き合うことなので、成功も失敗も全て自分の糧になります。情報を取捨選択して自分に合うダイエット法を見つけましょう。
結局1番伝えたかったのはこれかもしれません。ごちゃごちゃ御託を並べてダイエットを始めない理由を探すよりも、何でもいいし何分でもいいから体を動かす習慣を付ける。その方が圧倒的に痩せます。これはガチ。
話が脇道に逸れたので本題に戻します。
この5ヵ月を3つの期間に分けて説明していきます。ちなみにどの期間も1日35分の時間しか活動していません。
まず、前期。最初はウォーキング～軽い競歩くらいのスピードで35分家の外を歩く。体をまず運動に慣れさせることから始めました。
そして中期。前期の最後くらいから雪が降り出し積もり始めたので、ランニングマシンを買うことを決意。自分が買ったランニングマシンはこれです。
これを使ってだいたい時速7キロくらいで歩いてました。軽い競歩から本格的な競歩になったくらいですかね。
そして後期。だいたい時速10キロ～12キロくらいで走ってました。これくらいになるともうランニングのスピードですね。
これの何がいいってYouTubeやNetflixを見ながら走れる点です。たぶんこれができなかったら続けられてなかったまであります。音楽聴きながら走るのも好きなんですが、やっぱり動画が見れたのはでかかったです。
ウォーキング、またはランニングを1日35分。これが自分のやっていた運動です。
筋肉も付けたいよって方にはあまりおすすめはできないのですが、自分はこれで体重を落としました。
現在とこれから
これで自分のやってきたダイエット法はあらかた話し終わりました。
まあ結論から言うと適切な食事量、適度な運動、十分な睡眠。結局これが最強だってことです。
広告などでよくある「食べるだけで痩せる〇〇」とかはほぼほぼ噓っぱちです。結局体重が落ちる原理としては「消費カロリー＞摂取カロリー」、これだけなんです。
自分も昔は楽して痩せようとしてました。けど結局は地道なことの積み重ね、結果が出なくても続けられる意志を持つことが1番大事です。
さて、約20キロ落ちた現在ですが見た目は大きく変わりました。
特に顔と腰回りが1番分かりやすいです。ぱっと見だとたぶん別人くらい変わりました。以前の写真と見比べると自分でもめちゃくちゃ変わったと思うくらいです。
久しぶりに会う人だと100％驚かれます。正直これを言って欲しかったのもあるので、たぶん言われるたび顔がにやけてます。もう最高です。
前に履いてたズボンなども今履くとずり落ちてくるくらいです。
痩せたことで変わったことが2つあります。「鏡を見られるようになったこと」と「服を選ぶ楽しさを知れたこと」です。
以前は本当に鏡に映った自分の姿が嫌いでした。そしてその嫌悪感から逃げるように鏡から目を逸らしていました。けどそれが「まだ見ることができるレベル」になりました。自分からすると大きな進歩です。これだけでもやってよかったと思えます。
そして「服を選ぶ楽しみ」が分かるようになりました。以前は「どうせ太ってるし何着たって似合うわけがない。だから何でもいいや」と思ってました。
けど今は人生で初めて服を選ぶのが楽しいです。
それは「俺かっこいい」とかそんな大層なことではないけれど、「やべえ！この服着ると普通の人に見える！」ってそんな風に思えるくらいにはなりました。それはそれは大きな進歩です。本当に初めての感覚なんです。
しかしまだ課題は残っています。まだ残っているお腹のお肉です。
1番最後に落ちるといわれているお腹のお肉、これを最終的には無くしていきたい。これが今の自分の目標です。
そのために先日からジムに行き始めました。ムキムキにはならなくてもいいから筋肉を付けて代謝を上げて脂肪を落とす。いわゆるステージ2です。まだ知らない自分に会えるなんて何だかワクワクしますね。
というわけで長らく語ってきたダイエット話なんですが、全てを語り終えたのでここら辺で筆を置こうと思います。ここまで読んだ人はダイエットに興味がある人かもしれません。成功することを祈っています。人の太った痩せた話が1番楽しいんじゃ。
